塾長ブログ　vol.62【年末に思ふ】【ニュースリリース】OURS個別指導学院

こんにちは。塾長の粟津です。

早いもので、2023年もあとわずかとなってしまいました。
年齢を重ねるほど、1年が経つ体感速度が速まっているように感じてしまいます。

さて、年末ですので今年感じたことや私が考えていることを少しだけ書いてみたいと思います。

2023年は、新型コロナウィルスに対する厳戒態勢が解かれ、子ども達もほぼ元通りの生活を送れるようになりました。

マスクの着用を義務付けられることもなくなりました。
遠足や校外学習、修学旅行にも行けるようになりました。
夏休みに海外留学に行った塾生もいました。
友達の家にも普通に遊びに行けるようになりました。

子ども達にも笑顔が戻り、本当に良かったと思います。

しかし、心配していることもあります。

確かに日常の様々な場面でコロナ禍以前の普通の生活ができるようになり、子ども達も表面上は元気そうに見えるのですが、今度は以前にも増して大人たちの元気が無くなっている（コロナ禍以前の状態には戻っていない）のではないかと感じるのです...。

コロナ禍のダメージで所得が下がってしまった。
コロナ禍で疎遠になった友人・知人・親戚との関係が元には戻っていない。
何となく明るい将来をイメージできない。
野心や向上心が無くなってしまった。
無いものは欲しがらず、あるもので我慢しようという思考が当然になってしまった。

などなど...。

人によって程度に差異はあるものの、多くの大人たちがこのような何とも言えないモヤモヤ感や諦念を抱えているように私は感じます。

そして、子ども達もそんな大人たちのモヤモヤ感を場面場面で感じ取ってしまい、本当の意味ではまだみんな元気になっていないのではないかとも思うのです。

大人の皆さん！
2024年は元気良く生きましょう！！

若い頃の野望を思い出して、気力をみなぎらせていきましょう！
明るい未来を想像して、ニヤニヤしましょう！
欲しい物を手に入れるために努力しましょう！

子ども達が大人になる未来が来る前に、現在の日本社会に立ち込めている閉塞感や停滞感を私たちの世代が吹き飛ばしておいてあげたいと切望しています。

大人たちが、元気良く、自由に、エネルギッシュに、何かを追い求めて奮闘する姿を、次世代を担う子どもたちに見せてやりましょう。いつの時代も、子どもたちはそんな大人の背中を見て何かを感じるのだと思います。子ども達が、「ああいう大人になりたい」と思うような生き様を見せられるように足掻いていきたいと思うのです。

2024年は、我々大人の力で、子ども達が腹の底から笑える１年にしていきましょう。

冬期講習中に書いたので、熱めの文章になってしまいました（笑）
年が明けたら受験ラッシュです。全員が合格できるよう力を尽くして臨みます。